「借金をしてしまったが、親にはバレたくない」
「親にバレずに債務整理する方法はあるの?」
本記事を読むと
- 借金が親バレする原因
- 借金を親バレせずに債務整理する方法
- 借金が親バレしたときの対応
について分かります。
手続きが簡単な任意整理を選べば、親バレする可能性を下げられるでしょう。
ご自身で債務整理の手続きをするのは不安、という方は弁護士や司法書士に無料相談をされてみてはいかがでしょうか?
専門家に依頼するときに気をつけることも含め、詳しく解説していきます。
監修:弁護士 力武伸一
東北大学法科大学院修了。岩永法律事務所(現:弁護士法人岩永・新富法律事務所)にて勤務後、2018年に長崎県長崎市に力武法律事務所を開業。「皆様にとってより身近な法律事務所でありたい」を理念として掲げ、事件の種類や難易を問わずに取り扱っております。依頼主の不安を「より早く」大きな安心に変えることを意識し、法律についても分かりやすい説明を心がけています。
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目次
借金が親バレする原因・対策
そもそも、借金が親バレする原因は主に次のとおりです。借金の親バレを防ぐには、原因を理解して対策を取りましょう。
注意ポイント
- 消費者金融からの郵便物や電話
- 返済に使っている通帳やカードが見つかる
- 借金延滞で消費者金融からくる催促電話
まずは、借金が親バレする原因と対策を解説します。
消費者金融からの郵便物
借金が同居の親にバレやすいのは、消費者金融からの郵便物を見られたケースです。郵便物の差出人が消費者金融からだと、親に借金を疑われる原因になります。
消費者金融からの郵便物は、多くが支払い状況の確認です。
支払い状況の確認や返済額の変更は、たいていオンラインで確認・変更できます。借金の親バレを防ぎたいなら、明細は郵送ではなくWeb明細を選びましょう。
通帳やキャッシング用カードを見られる
カードローン・キャッシング用のカードや返済に使っている通帳を見られた場合も、親バレのリスクがあります。借金があるのかと問い詰められれば、事実を話すしかないでしょう。
通帳やカードを見られないようにするには、鍵のかかる保管場所にしまっておくのがおすすめです。自分しか見られない場所に保管しましょう。
また、カードローンの機能はクレジットカードや普通預金カードに付けられます。一見、普通のクレジットカードや普通預金カードにしか見えないため、カードで親バレしたくない場合はカードの見た目にも気を付けるとよいでしょう。
借金延滞による催促の電話
借金の親バレは、催促の電話が実家にかかってくることでも起こります。借金を延滞しないよう、返済日を忘れないようにしましょう。
返済を延滞すると、まず自分の携帯電話に催促の電話がかかってきます。しかし電話に出なかったり、延滞が続いたりすると自宅の電話番号に催促電話がかかってくる可能性もあり、親バレの原因になります。
無視するつもりはなくても、仕事中で出られない可能性もあるため、借金の延滞には注意が必要です。催促を無視し続ければ、債権者が裁判所に申立てをして、支払督促が届くこともあります。延滞に気付いたら、すぐに支払いましょう。
債務整理はやり方によって親バレしない
借金の返済が厳しい場合、債務整理を考えるかもしれません。しかし債務整理は、「借金が親バレするのでは?」と不安に感じる人も多いでしょう。
実は、やり方によっては債務整理しても親バレしないケースもあります。
例えば、同居していないなら手続き中の書類を見られる心配はなく、親にバレる可能性は低いでしょう。親と同居している場合は、いくつか対策することで親バレを防げます。
借金が親バレしないように債務整理する方法
債務整理のやり方によっては親バレを防いで、借金を整理できます。
ただし、債務整理の種類や手続きの方法によっては親バレのリスクもあるため、適切な対応が必要です。
ここでは、借金の親バレを防ぎながら債務整理する方法を解説します。
手続きが簡単な任意整理を選ぶ
親バレせずに債務整理をするなら、手続きが簡単な任意整理を選びましょう。
債務整理には、任意整理・個人再生・自己破産の3種類があります。3つのうち、任意整理は裁判所への申し立てが不要で、比較的簡易な手続きです。
任意整理とは借入先の消費者金融と和解交渉し、毎月の返済額や返済期間、利息の減額を話し合う方法です。裁判所が介入しないため、短期間で手続きが終了します。
また減額が少ないため、財産を処分せずに債務整理できます。財産の処分が必要な個人再生や、自己破産は親バレのリスクは高いことがデメリットです。
しかし、任意整理は簡易な手続きで済み親バレするリスクは低いでしょう。
弁護士や司法書士に無地の封筒を使うよう依頼する
親バレのリスクの低い任意整理でも、弁護士や司法書士から送られてくる郵便物で借金がバレてしまう可能性もあります。
担当の先生に、事務所名の入っていない無地の封筒で書類を送るように依頼するのがおすすめです。また電話も自宅へはかけず、自分の携帯電話にかけるよう依頼しましょう。
債務整理後の返済は延滞しない
債務整理後の返済方法は、自分で直接消費者金融へ支払うか、手続きを依頼した事務所を通して支払うかの2パターンです。どちらの方法で返済するかは、事務所によって方針が異なります。
直接の場合と事務所を通じて返済する場合のどちらにしても、債務整理後の返済を延滞すると連絡が来るため、親バレしやすくなるでしょう。
最初は、自分の携帯電話に電話がかかってきます。しかし、延滞が長引いたり電話がつながらなかったりすると、自宅や会社へ電話のかかってくるリスクが高まります。
債務整理後も、決められた返済額を返済日にきちんと支払いましょう。
借金が親にバレたときに言い訳は避ける
親に借金がバレたときにどのような言い訳をすればよいか、悩むかもしれません。しかし、借金がバレたときの嘘はよくありません。
嘘で親子関係が悪化し、本当に借金で困ったときに助けてもらえない可能性もあります。
最後に、借金が親にバレた場合の言い訳や相談方法を紹介します。
借金の理由を正直に話す
借金が親にバレたら、嘘をついたり言い訳をしたりせず、正直に借金した理由を話しましょう。嘘をつけば状況が悪化する可能性もあり、早めに相談して援助してもらえるかを相談するのがおすすめです。
親に話すときは、反省の言葉も一緒に述べましょう。今後は借金しないことを約束し、現状を正直に話します。
返済方法の計画をあわせて相談する
親に借金がバレた場合は、借金の理由とあわせて返済計画を相談するとよいでしょう。
現在の借金残高や借入期間を正直に話し、完済を目指して努力していることを伝えます。借金を反省し、堅実に返済していることが伝われば、相談に乗ってもらえたり援助してもらえたりする可能性もあります。
まとめ:借金の債務整理するときは親バレしないように依頼するのがポイント
消費者金融からの郵便物・通帳やカード・催促の電話は、借金が親バレしやすい原因です。返済を延滞しないように注意し、普通預金の通帳やクレジットカードにキャッシング機能を付けると、親にバレにくいでしょう。
借金の返済が厳しく、債務整理するときは以下の点に気を付けます。
- 個人再生や自己破産は手続きや官報でバレやすい
- 弁護士や司法書士からの郵便物
- 債務整理後の返済延滞による催促
官報とは国の機関紙で、個人再生や自己破産した人の情報が掲載されます。そのため、親バレのリスクを下げて債務整理したいなら任意整理がおすすめです。
また、弁護士や司法書士からの郵便物には事務所名が記載されており、借金が親にバレるリスクが高まります。できるだけ電話でやり取りし、封筒は無地のものにしてもらうように依頼するとよいでしょう。
債務整理後も、返済の延滞で催促の電話が自宅へかかってくるケースもあります。債務整理によって返済方法と返済額、返済日が変わるため、間違えないように注意する必要があります。
借金を親バレせずに債務整理したいときは、まず弁護士や司法書士に相談しましょう。
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