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「闇金からしつこい電話がくる!催促や勧誘への正しい対処法とは」

闇金業者に関わると、仮に借金を返済してもしつこい勧誘を受けるケースが多いようです。また法外な利息を設定しているため、返済に苦しみ、強引な取り立てで頭を抱えている人がいるかもしれません。

そこで闇金業者からの催促や取り立てへの対処法、専門家に相談するメリットを紹介します。またしつこい連絡を無視するとどうなるのか気になる方のために、悪質な取り立て方法についても解説。

闇金のトラブルを解消するために、ぜひお役立てください。

 

闇金から催促|しつこい電話を無視するとどうなる?

闇金から催促|しつこい電話を無視するとどうなる?

闇金から電話やメールで何度も取り立てがあり、恐怖を感じている方がいるかもしれません。しつこい催促の連絡は、無視しても良いのでしょうか。闇金からの催促を放置した場合、どんな結果になり得るのか確認してみましょう。

自宅への取り立て

悪質な闇金業者の場合、自宅へ直接取り立てに来る可能性がゼロではありません。意図的に大きな声で話したり乱暴な言葉で催促してきたりすると、精神的な疲労を感じるでしょう。近所迷惑になる恐れもあるため、自宅への取り立ては避けたいものです。

職場や家族へ連絡がくる

着信拒否や居留守をしていると、職場や家族に連絡する闇金業者もいるようです。貸金業法では、正当な理由なしに職場へ連絡することを禁じています。

 

しかし闇金業そのものが違法。法律に則っていないため、あの手この手で取り立ててくる恐れがあるのです。

宅配ピザや救急車を呼ばれる

住所を知られていると、宅配ピザを頼む、救急車を呼ぶなどという手段で嫌がらせをしてくるケースもあるようです。「注文していません」と伝えれば、キャンセルできるでしょう。しかし1日のうち何度もなりすまし注文をされると、宅配業者からも迷惑なお宅だと判断されてしまうかもしれません。

近所に貼り紙をされる

悪質な取り立ての一つに、貼り紙による催促もあります。玄関や自宅周辺の壁に「返済しろ!」「〇〇(名前)金返せ」と書かれた紙を貼って帰る闇金業者も。

 

近所で噂されるかもしれないため、生活拠点を出歩くのが億劫になるかもしれません。また似たようなケースで、乱暴な言葉で書かれた手紙を投函されることもあるようです。

 

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闇金から催促|しつこい電話を止める方法3つ

闇金から催促|しつこい電話を止める方法3つ

1.警察に相談する

闇金業者から被害を受けているなら、警察に相談するのも方法の一つ。ただし民事介入として、警察に対処してもらえるケースとそうでないケースがあります。その判断基準となるのは、事件性があると認められるかどうかです。

<警察が対応してくれるケース例>

・器物破損

・暴力を受けている

・過度な脅迫や嫌がらせ

・違法行為への加担を強制

 

2.相談窓口へ連絡

闇金問題は、専門の機関に相談するのも選択肢に入れてみると良いでしょう。

 

消費生活センター
商品やサービスのトラブルや苦情などの初期対応を目的としている。電話によるホットライン(188)だけでなく、全国各地に窓口を設置。ただし、闇金業者と交渉をしてくれるわけでない。

 

貸金業相談・紛争解決センター
日本貸金業協会が設置しているADR機関(民間が設置した紛争解決機関)。闇金による苦情を申し立てたい場合、紛争解決手続(ADR)を案内している。

 

3.弁護士や司法書士へ依頼

闇金によるトラブルを含む借金問題の解決は、弁護士や司法書士への相談が有効。委任契約を結んだ後は、相談者の代わりに闇金業者とやり取りをして解決を図ってくれます。

またほかの消費者機関での借金に対しても、不要な利息カットや過払い金請求についてアドバイスを提示。借金問題を根本から解決したい場合、専門家に相談すると良いでしょう。

 

闇金から勧誘|しつこい電話がかかってくる理由

闇金から勧誘|しつこい電話がかかってくる理由

断ってもしつこい勧誘が続いているという方がいるかもしれません。闇金業者から勧誘される理由について、紹介していきます。

個人再生や自己破産を経験している

個人再生や自己破産をした方は、「一定期間新たな借入が難しくなる」「経済的にあまり余裕がない」という状況から闇金業者のターゲットになりやすいようです。

 

また個人再生や自己破産後に、国の発行する機関誌「官報」に氏名や住所が公開されます。そこから個人情報を取得して、勧誘を始める可能性も考えられるでしょう。

以前に闇金から借りていた

一度でも闇金を利用すると、電話番号や口座番号などを知られてしまうため勧誘の対象に。また闇金を完済すると、返済能力のある顧客として認知されてしまうのです。

 

別の闇金業者からも勧誘される場合は、個人情報を売られている恐れもあるでしょう。

詐欺サイトから情報が流出

偽の出会い系サイトや懸賞サイトを運営し、アクセス→個人情報の入力へと誘導する手口を使う闇金業者も。偽サイトだと知らずに利用していたら、気付かないうちに個人情報を取得されているかもしれません。

加えて身に覚えのない、当選メールやなりすましメールにも注意しましょう。

SNSの勧誘で騙された

TwitterやFacebookなどのダイレクトメールから、融資勧誘をする業者がいます。闇金だと分からないように活動しているため、騙されてお金を借りたり個人情報を教えたりしてしまう人もいるようです。

 

よく知らない人からの上手い話には、乗らないのが一番でしょう。

闇金からしつこい電話での勧誘!対処法4つ

1.はっきりと断る

「融資を受けませんか?」「お金に困っていませんか」といった誘い文句に対して、はっきりと断るのが大切です。一度でも耳を貸してしまうと、よりしつこい勧誘を受けるでしょう。

そのため断り続けて「この人に話を持ちかけても無駄だ」と、諦めてもらうしかありません。

 

2.着信拒否設定・電話番号の変更

勧誘へのシンプルな対処として、着信拒否や電話番号の設定があります。つながる電話にかけ続けるはずなので、連絡手段を断つと良いでしょう。

 

3.SNSアカウントを変更

使い慣れている場合、アカウントを変更するのに気が進まないかもしれません。しかし闇金業者をブロックしても、こちらのアカウントを知られている場合、別の名前で勧誘してくる恐れも。ダイレクトメールからしつこい勧誘を受けている場合、SNSアカウントを変更するのも手段の一つです。

 

4.迷惑メール登録をする

メールから勧誘を受けたときは、不用意に開かない、URLを開かない、を徹底してみてください。またメールを止めて欲しいからといって、電話で問い合わせるのも逆効果です。問い合わせると、闇金業者にとってメールの送信を確認できる上に、電話番号を取得できます。

 

迷惑メールは受け取らないようにメール設定をすることで、勧誘の回避が可能です。

 

闇金とのトラブルについて弁護士や司法書士に相談するメリット

闇金とのトラブルについて弁護士や司法書士に相談するメリット

取り立てを止められる

違法な方法でお金を貸している闇金業者は、弁護士や司法書士の介入により、取り立てを止める可能性があります。闇金業者と直接会って話せなくても、相談者にかけてきている電話を通じて交渉も可能。

専門家との話し合いに応じなければ、警察の介入も考えられるため、激しい催促の連絡をしなくなるようです。

 

解決が早まる

上記でも説明しましたが、弁護士や司法書士などの介入により、警戒して催促や勧誘を止める闇金業者が多いでしょう。

闇金の被害で精神的に大きな負担を抱えている場合は、早めに相談するのが吉です。

 

お金の返還が期待できる

本来、返済する義務のない闇金は、支払った分を取り戻せる可能性があります。専門家に依頼することで、返還交渉を進めてくれるでしょう。

ただし所在の分からない闇金業者から、返金してもらうのは難しい面も。解決の糸口を見つけるために、一人で悩まないことが重要です。

 

今後の対策まで相談可能

闇金業者からの催促や勧誘を一時的に止めても、数ヵ月後に繰り返されたり報復として嫌がらせされたりするケースもあるようです。闇金から解放されたのに、同じ目に遭うのは避けたいもの。

闇金のトラブル解決を得意としている専門家に相談すれば、アフターケアも含めてアドバイスをくれるでしょう。

 

闇金とのトラブルについて弁護士や司法書士に相談する方法・流れ

闇金とのトラブルについて弁護士や司法書士に相談する方法・流れ

ステップ1.電話やメールで相談

いきなり直接面談をするのではなく、電話やメールでの問い合わせから始まるのが一般的です。解決手段をなるべく早く知りたい場合は、下記の情報を整理しておきましょう。

・返済状況

・借入の状況(闇金と消費者金融からの借入)

・収入

・現在の生活状況

また闇金業者からの被害状況や連絡頻度などについても、ヒアリングされるはずです。

 

ステップ2.直接会ってヒアリング

実際に事務所へ来所し、改めて状況の確認をします。電話で伝えた内容のほかにも、借金問題を解決するために必要な情報開示を求められるでしょう。

手元に闇金業者のチラシや連絡先、請求書、などがあれば持参してください。

 

ステップ3.契約する

解決手段や債務整理の方法、費用に納得したら、正式に依頼をする流れになります。その後、闇金事業者に「受任通知」を送付。住所不明の場合は、連絡先宛に債務者の代理となった旨を通知します。

 

ステップ4.不要な返済を止める

闇金への返済を止めて、闇金業者と連絡する手段も断ちます。電話やメールでどうにか借金の取り立てや勧誘を試みる業者もいるかもしれませんが、基本的に無視し続けてください。

しつこく連絡されるときは、代理人に連絡して状況を説明しましょう。

 

そもそも闇金は違法組織!職場への連絡も違法!

貸金業を営むには、貸金業法に基づいて財務局長または都道府県知事の登録を受けなければなりません。しかし闇金業者は登録をせず、勝手に営業をしているのです。また法外な利息を設けているため、「闇」金融と呼ばれています。

 

違法な業者のため、本来は取り立ても職場への連絡も認められません。

 

ただし貸した分を回収するために、嫌がらせや強引な取り立てを続けてくる可能性も。借金問題で悩んでいるなら、第三者や専門機関に相談し適切な対処をするのが重要です。

 

まとめ:闇金問題は一人で悩まず専門家(弁護士・司法書士)へ相談しよう!

闇金問題を放置していると、過度な取り立てや嫌がらせを受けるかもしれません。特に職場や家族に連絡される、近所に貼り紙をされるなどといった行為は生活に支障を及ぼすでしょう。

早めに闇金とのトラブルを解消するには、一人で抱えずに第三者や専門家に相談することです。特に弁護士や司法書士に依頼すれば、闇金業者に代理人になった通知をするため、取り立てを止められます。

 

また闇金トラブルに詳しい専門家に相談すると、報復されないように対処する方法も教えてくれるでしょう。無料で相談できる事務所も多いため、気軽に相談できるのがポイントです。

 

 

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